海洋ゴミやプラスチックごみによる海洋汚染防止のための市民公開講座
開催日時:令和元年9月23日(月祝日)13:30~16:30
開催場所:いわて県民情報交流センターアイーナ8階 803会議室
主 催:環境学習交流センター
協 力:いわて生活協同組合
開催内容
1. 13:40「海を守る意識をより身近なものに」
塩入 同(しおいり とも)氏 日本財団 海洋事業部 シニアフェロー
白岩 導明氏 宮城県第二海上保安本部 環境防災課 課長補佐
阿部 慎二氏 いわて生活協同組合 常勤理事(環境事業推進室長)
「岩手県海岸漂着物対策推進地域計画(案)の概要報告」
岩手県環境生活部資源循環推進課より
〇塩入 同氏 抜粋
当日盛岡市内の川にあるゴミやその付近の環境などを歩きながら観察したとのこと。塩入さんの視点はどこからそのごみが流れてきているのか根本的なところを探すといったものでごみの設置場所や、ごみとなる原因、要因などにも触れた。ごみ問題はやはり一筋縄では解決できないということを実感した。特にごみ袋の指定や有料化された場合、そこにお金を出せない世帯等についても触れられた。企業のかかわり、行政のかかわり、提供する店、消費者、地域、ごみ箱の設置場所・・・・・etc。地域によってごみの回収方法が違うなども問題。
〇宮城海上保安本部 抜粋
海を守る仕事を行う事+未来に残そう青い海をベースに啓発活動をしている。
その活動の一端をご紹介いただいた。
高浜小学校、
海の環境について伝える手法として対象者によって変える。
幼稚園:紙芝居等の利活用
中学生:プレゼン形式、活動的、能動的活動にする。
活動を知ってもらう方法として多数の人の目に触れるサッカー場、野球場の電光掲示板を利用している。震災後なかなか海に近づくことができなくなり海の絵を描くことも難しいが、第16回未来に残そう青い海・海上保安庁図画コンクールではH27年度当時釜石島に小学校1年生の香川 彩夏さんの絵が特別賞(国土交通大臣賞)を受賞した。
〇いわて生活協同組合 抜粋
特にCOO2の排出削減に取り組み再生可能エネルギーに転換する予定。
容器包装に関しては100%回収を目指す。
プラスチックを減らす取り組みとして可能な限り薄くするなどして減らす努力をしている。
「他のスーパーで購入したトレイを回収してくれるのか」といった問い合わせには回収しますとお答えしている。行政事に回収ルールが違うのでわかりにくい。生協では店ごとにチラシを変える。
〇岩手県環境生活部資源循環推進課 佐々木 総括課長より
岩手県海岸漂着物対策地域計画(案)の概要について説明
海だけの問題じゃないよね。内陸から出さないように取り組む。
岩手ゴミなくしたい。
いわて県民一人一人が取り組む道しるべ、基本的な考え方。
※市民公開講座で学んだことを自身の活動を通じて皆様にお伝えし、より良い環境づくりを行っていきたいと気持ちも新たにしたエコハッちゃんでした。