11月環境学習講座終了しました!!「~2年間のドイツ暮らしで発見した10の魅力~」

 タイトル:11月環境学習講座 2年間のドイツ暮らしで発見した10の魅力」
日時:111日(日)13301500
場所:いわて県民情報交流センターアイーナ5階 環境学習交流センター
講師:坂下慶夏(センタースタッフ)
参加者:21名


 高校を卒業後、18才から20歳までドイツフランクフルトで過ごす。
環境先進国のドイツに魅せられ、大学でドイツの環境政策について学ぶ。
 2年間ドイツで暮らした経験の話。講師の坂下さんがドイツ生活で感じたこと魅力、環境について共有しドイツに関する興味が深まる講座となった。

IMG_5164.jpg

10の魅力の中から6つのテーマについて
2オンオフのメリハリをつけた生活
一日の労働時間は原則8時間、お店も日曜日は終日仕事をしてはいけない。
Q 講演会や、イベントなども日曜日開催してないのですか?
A いいえ。講演会やイベントなどは開催しています。
3おとぎ話のような、街並み
カラフルな街並み
Q おとぎ話のような街並みというのはどういうところですか?
A ドイツはグリム童話の舞台になっているからおとぎ話のような街並みというタイトルをつけました。
4学費が無料のドイツ
国立8割私立2
Q 学費が無料ってことですけど、私立は有料なのですよね?A はい。ドイツは日本と違って私立学校が非常に少ないのです。なので、ほとんどの学生が国公立の学校に行きます。またドイツは返還不要の奨学金制度が非常に多くあり、私立であってもお金に困ることなく生活できます。ドイツはとっても学生に優しい街です。
5水より安いビール
水資源が少ないため、水より保存のきくアルコールを飲む習慣ができた。(ヨーロッパの人たちはアルコール分解が早い為、ちょっと飲んだくらいでは酔っぱらわない人が多い。)
ドイツでは16才からビールが飲める。リキュール類は18歳から。
Q 仕事場でもアルコールは飲んで良いのですか?
A 自分の仕事の生産性が上がるのであれば飲んでも良いと言われています。
6自然の豊かさを大切にするドイツ人
若者からお年寄りまで環境問題に対してポップに楽しく取り組んでいる。
Q具体的にどのような取り組みがありますか?
A色々な取り組みがあるようですが、今回は私の知っている例を何個かあげます。
・各地域で毎週末Flohmarkt(蚤の市)が開催されます。小さい子供からお年寄りの方まで多くの方が出展し、訪れます。必要でなくなったものを捨てるのではなく、必要な人にあげる社会、「循環型社会」がドイツには構築されていると強く感じました。・ベルリン・ノイケルン地区にある「Isla Coffee Berlin」というカフェが非常に魅力的な取り組みをしています。何が魅力的かというと、外観も店内もお洒落なのはもちろんなのですが、ここのカフェのカップはコーヒー豆カスからできています。これを開発したのも同じ町にあるベルリンのスタートアップ会社Kaffeeform(カフェフォーム)が開発した製品です。また、コーヒーのテイクアウト需要にも対応するためにテイクアウト用カップもありますが、こちらはドイツの会社Bionatic(ビオナティック)社の土に還る素材によるパッケージを使用しています。環境に配慮して選んだパッケージです。とても、サステナブルかつ地域の人たちとの繋がりを大切にし、それを環境ビジネスにしているところが非常にドイツらしくて素敵だなと感じています。
9世界が注目!ドイツの芸術・文化支援
ドイツには多くの綺麗な美術館があります。ドイツ人は非常に芸術・文化というものを大切にしています。ドイツの芸術・文化は自動車産業に続く、重要な産業です。


 

このブログ記事について

このページは、staffが2020年11月 6日 11:41に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「IGRいわて銀河鉄道で行く 「親子御所野縄文遺跡体験交流会」開催!!」です。

次のブログ記事は「12月環境学習講座「冬の企画」つくってみよう!体験してみよう!」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

月別 アーカイブ