東日本大震災が発生してから、
これから私たちは一体何ができるだろう、何をすべきだろう、
という話し合いを重ねてきました。
そんな話し合いを経て生まれたのが「うちわプロジェクト(仮)」です。
電力の供給不足により、
被災地以外の都市部では節電が呼びかけられています。
また、被災地では今なおライフライン復旧の目途が立っていないところも少なくありません。
今年の夏をどう乗り切るか、今から対策を考えておく必要があります。
冷房が無くても少しでも涼しく過ごせるように…との願いをこめて、
現在「紙でできる手作りうちわ体験プログラム」を試行錯誤しながら作成中です。
既成のものを配布するのではなくって、
このうちわは、みんなで愉しみながら作ることが大切です。
まずは、どんな形のうちわにするか。
しっかりとした竹製のうちわだとお金がかかってしまうので、
紙一枚でできる、○の形や扇形にすることにしました。
最終的には、これに思いっきり好きな絵を描いてもらって完成の予定です。
次は紙選び。
うちわに使用する紙は、丈夫な厚紙でないとすぐボロボロになってしまいます。
地球温暖化防止活動推進員の高橋良和さんにご相談すると、
何と立派な厚紙250枚などを提供して下さいました。
(ありがとうございます!)
これならいっぱい扇いでも大丈夫です。
次はいよいよ作り方。今の段階です。
これが予想以上に苦戦しています。
(提供して頂いた厚紙で試作するともったいないので、
まずは別の紙で作り方を模索中)
まず○はコンパスで描いた円になぞってハサミで切っていきます。
少し曲線がぼこぼこしますが、気になるほどではありません。
コンパスを使うと中央に小さな穴が開いてしまうので、
これは改善の余地があります。
そして問題は、持ち手部分となる直径2〜3cmの丸穴の切り抜き方です。
カッターで切り抜くとギザギザになってしまうのです。
そこで、市販の丸い穴開けパンチを使用してみたところ、
厚紙には向かないことが判明…
このブログをご覧の方で何か良いアイディアをご存知の方がいらっしゃいましたら、
センターまでご一報頂ければ幸いです。
うちわプロジェクト(仮)、始動です!
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