講座タイトル:新型コロナウイルスとわたしたち
開催日時:令和2年8月7日 13:00~15:00
開催場所:いわて県民情報交流センターアイーナ5階環境学習交流センター
ファシリテーター:菊池真美子氏(JICA東北岩手デスク)
参加者:4名(他スタッフ2名も参加)
開発教育協会のプログラムを活用した講座の開催
内容
①導入アイスブレーク:わたしの気持ち
自己紹介をしながら新型コロナウイルスに対する気持ちの共有
②何が起こったどう感じた
感染拡大をめぐる世界の出来事を知る。
他者と共有することで他者の気持ちや思い、状況の違いに気づく。
③様々な意見を読んで考える
新型コロナウイルスについての環境、開発、人権、ジェンダー等の視点からの意見にふれる。現代社会のありようや自分のライフスタイルを見つめなおし、よりよい社会を模索するきっかけとする。
④これからの世の中はどう変わる?どう変えたい?
新型コロナウイルス感染症に対するさまざまな気持ちを「未来を変えていく力」に変えられるよう、「わたしが変えたいと思う事」という視点を持ってコロナ後の世界を変える。よりよい社会を模索する。
参加者人数は4名(スタッフも2名参加合計6名)と少なかったが、10代高校生、20代、60代、80代と様々な年代による「気持ち」や「感情」「思い」を共有することができた。
新型コロナウイルス対策も行いつつ、模造紙を活用するなど座学だけではない工夫をおこなうことによってリラックスして参加できる講座となった。
80代の方が戦争を経験していることから、新型コロナは感染しないように気を付けることができるが、戦争というどうにもならないことを経験しているといった話をされた。またIT時代へ突入していることと自身の生活の乖離など私たちが気づかずに見過ごしてしまいそうな課題や問題点を投げかけてくれた。高校生から近所の高齢者を集めて話ができる場を提供する企画を行った事例などに発展し「誰一人も取り残さない」に通じるワークショップとなった。
少人数ならではの深いところに入りこむ話し合いができたことの意義は大きいと感じた講座でした。ファシリテーターの菊池さん、参加者の皆様有難うございました。