講座タイトル:ミツバチに聞いてみよう!自然のコト
開催日:令和4年7月2日(土)13:30~15:00
講師:谷口 智亮氏
参加者:会場18名、オンライン4名合計 22名
【プログラム】
①日本とモザンビークのミツバチの話
②蜜ろうバームづくり体験
【実施風景】
青年海外協力隊としてモザンビークで養蜂活動を行った。
ハチミツの濾過の方法などを指導し、商品として販売できる状況にすることができた。
現地の子どもたちには蜂を身近な昆虫として触れ合う機会をと、手の甲に乗せて見せるなど怖いものではないことを教えた。ミツバチは蜜でおなか一杯になると刺さないそうです。人間が意図的にいたずらをしないと刺すことはほぼない。かわいい昆虫としてみてほしいと話されました。
残念ながらモザンビークでの養蜂活動はコロナの影響で半年の任期を残して帰国することとなり、途中で断念することとなりました。
帰国後は地元長崎で仕事をしていたが普代村で地域おこし協力隊の募集を行っていることを知り応募、養蜂活動を行いたい熱意を伝え採用となり、普代村での養蜂活動が始まった。現在は小学校の屋上に巣箱を設置し、自然入居を待っている状況。
【日本ミツバチと西洋ミツバチの見分け方】
日本ミツバチのお尻には白い線が入っている(向かって左側が日本ミツバチ)
ミツバチがいなくなって受粉がされなくなったらスーパーの棚はどうなるの?
かなりの数の食品がなくなってしまうようです。
【蜜ろうの形はなぜ6角形?】
ミツバチは8gの蜜を食べて1gの蜜ろうをつくる。そのため効率よく無駄のない形が6角形。賢いですね。
【蜜ろうバームづくり】
蜜ろうと椿油を混ぜて湯煎、透きとるように混ざるまでかき混ぜます。
透き通るようになったら水の入ったバットで冷やし固めます。
きれいな黄色は日本ミツバチの特徴なそうです。西洋ミツバチはプロポリスの影響でこのような黄色にはならないとか・・・・
蓋にシールを貼って 完成!!
さてエコはっちゃんはこのクリームをどこにつけようかな?
講師の谷口さんのミツバチ愛たっぷりの講座となりました。ご提供いただいた貴重な蜜ろうで作ったバーム大切に使います。
普代村で始めた養蜂活動ですが、まだ自然入居はしていないようです。蜂はまわりの環境をみて入居するそうなので3~5年はかかるとのこと。自然入居の報告をたのしみに待ちたいですね。