当センターでも、震災後、文房具や生活必需品を中心とした災害支援物資を窓口で受け付けておりました。現在は支援物資の回収は終了いたしました。
たくさんの方々のご協力で、多くの物資がセンターに寄せられました。ありがとうございました。
物資は大槌や高田の方に届ける活動を続けております。現在は、被災地の要望にあわせて、依頼のあったものを現地に送り届けるようにしております。
さて、盛岡市内でも、様々な支援物資を集めて、被災地へ送り届ける活動をしている団体がいらっしゃいます。先日、その様子を実際取材してきましたので、ブログを通じてご報告いたします。
●「SAVE IWATE」
鉈屋町にある「SAVE IWATE」さんにお伺いして、番屋リーダーの漆戸さんにお話を伺ってきました。
「SAVE IWATE」さんは、古い番屋を拠点にして活動している団体で、衣類から日用品まで物資を、全国から集めて被災地に送り届ける活動をしています。
事務所の建物の中の1階と2階には、山積みの段ボール箱が、足の踏み場のないほど積み重ねられていますが、学生をはじめ多くの登録ボランティアの協力で、仕分け作業を続けていて、毎週、沿岸各地の被災地に配送しているそうです。
●NPO法人 参画プランニングいわて「災害被災地支援物資デリバリーデリバリーケア」
女性センターさんでは、別館の空き部屋を利用して、「災害被災地支援物資デリバリーデリバリーケア」とう活動をおこなっていました。
この活動は4月22日付けで終了しましたが、「SAVE IWATE」さんと同じように支援物資を集め、被災地の避難所などに届ける活動をしていました。
各社メーカーの化粧品をはじめユニクロなどの衣料メーカーからの新品の寄付物資がたくさん集まり、自宅避難をしている人への物資の配送など、要望に合わせた、キメ細やかな活動をされていたのが、非常に印象でした。女性の視点から見た、繊細な支援をされているんだなぁと思いました。
●「3.11 絵本プロジェクトいわて」
「3.11 絵本プロジェクトいわて」は、という絵本を全国から集めて、被災地におくる活動をしています。
こちらは今後1年がかりの長期スパンで活動していく予定だそうで、盛岡市の中央公民館の中で、絵本や児童向けの図書が、所狭しと並べられており、ボランティアの方々が、年代別に分別作業をしていました。
代表の末森さんもボランティアの方々と一緒に作業なさっていました。インターネットで本を購入して、ここに送ってくださる方もいらっしゃるそうです。
いずれの団体も、数え切れないほどの支援物資に囲まれて作業していました。
県内外からのあたたかい気持ちが、本当にたくさん届いていて、なおかつ、ボランティアの方々によって、一つ一つ丁寧に仕分けされ、現地に届けられているんだな〜と、しみじみ感じました。
人のあたたかさを、あらためて感じた取材になりました。
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