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「いわて環境学習応援隊」は環境問題に関心が高い企業などを登録し、県民の皆さんに活動を周知し、環境学習などに取り組む学校や地域との橋渡しを行う本県独自の取組です。平成21年度から始まり、現在56の企業・団体が登録し、見学会や出前授業を行っています。その中から3つの企業を取材しました。(報告記事の詳細については、PDFデータをご覧ください。)
①いわて環境学習応援隊・取材報告 盛岡セイコー工業株式会社
②いわて環境学習応援隊・取材報告 刈屋建設株式会社
③いわて環境学習応援隊・取材報告 東北電力株式会社 岩手支店
花巻おもちゃ美術館がオープンした。館長は、森林組合に在籍していた時お世話なった平野さん。作ったのは、あのマルカンデパートを再建した小友木材店である。ということで取材にでかけた。 まず、一口館長のパネル:一口10000円をご寄付していただいた方へは、SLか電車のおもちゃが贈られて、お名前が表示されるもの。 赤ちゃんのお部屋:ここは、ドアがあって赤ちゃんが出て行けないようになっているが、ガラスに囲まれているので、中からも外からも見える。大きな電車とお家があって、そこにゴロゴロと入ることができる。ひっぱって遊べるおもちゃもあった。ハイハイ、ヨチヨチできる部屋。 特別展示:津川雅彦さん所有の木馬(乗馬の練習になる)。 木のおもちゃ:花巻近辺の果物(大追のブドウ)、野菜各種を段々畑で収穫してかごにつめる。調理室に持って行って、切ったり並べたり出来る。お鍋なども充実。アウトドアも楽しめる、ピザ釜もあって、薪もつんであって持ってきてくべることができる。 マルカン食堂:食堂の名物、巨大ソフトクリームなど、何段でも重ねられるようになっている(最高は42段とか!)。その他のメニューもそろっている。 商品となっている木のおもちゃ(1階で売っている):4面に、絵が描いてあって、一面を並べることによって絵本ができる。 花巻温泉:丸い木がごろごろした浴槽があった。 そして、温泉旅館や、温泉街で遊んでいた昔のおもちゃの部屋:けん玉の球体がいろいろな木でできているもの(ひとつは漆の木;漆を探せ)。コマを回すことによって岩手山が現れるもの。などなどたくさん。 滑り台の部屋:かなりスピードのでる滑り台。モザイク模様の床板に一カ所漆の板がある(漆をさがせ)。部屋部屋の区切りはアーチ形、めがね橋のイメージ。 岩手県というイメージと花巻というイメージをふんだんに盛り込んで構成してあり、すべてさわれる、動かせる。 |
盛岡広域管内流域協議会のメンバーである環境マイスター紫波(佐藤喜一会長)の会員18人が7月5日雫石町に生育する天然記念物の蝶(チョウセンアカシジミ)の保護活動を見学しました。
訪れたのは、同じく流域協議会のメンバーであり長年にわたりチョウセンアカシジミの保護活動を続けてきた雫石環境パートナーシップ代表高橋良和さんのフィールドです。環境学習交流センターでは、この活動に同行し両団体の活動を側面から支援しました。
13:00に雫石町役場駐車場に参加者全員が集合した後、チョウセンアカシジミが産卵する樹木デワノトネリコが生育する雫石墓地公園に向かいました。墓地公園では、チョウセンアカシジミが産卵する樹木デワノトネリコとチョウセンアカシジミの生育環境について高橋良和さんが解説を行いました。
その際、デワノトネリコの枝に産卵していたチョウセンアカシジミの卵を発見、参加者全員がこれをじっくり観察しました。直径1mmほどの小さなチョウセンアカシジミの卵5個ほどです。これが育ちデワノトネリコの葉を食べ蝶になっていくのかと思うと感慨深いものがありました。
14:00御所湖広域公園(野菊公園)に移動し、高橋良和さんが18年にわたりデワノトネリコを増やすための活動を行ってきた経緯を伺いました。参加者からは行政が天然記念物の保護にそれほど前向きでないのは何故か?生物の保護は総論賛成、各論になると利害関係がからみ伸展しない。もっとチョウセンアカシジミを前面に出し雫石の地域活性策に役立てるべきなど、活発な意見交換が行われました。
高橋良和さんは雫石の宝として、蝶の存在を子どもたちに知らせ、引き継いでいかなければ、忘れられてしまう、この危機感を参加者に伝えました。環境マイスター紫波では、県内各地に出かけ勉強会を積極的に開催しています。次回は一関に生息するハッチョウトンボについて見聞をひろげたいとの抱負を語っていました。
「アイーナインフォメーション」2019年7月号が発行されました!
毎月1回、アイーナ各入居施設からのお知らせ・イベント情報を中心に掲載しています。
ご利用の参考に、ぜひご覧ください。
本チラシはアイーナ内でも配布しています。
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*PDFのデータはこちらから⇒アイーナインフォメーション7月号