環境学習交流センターでは、毎月さまざまなテーマで「環境学習講座」を開催しています。
どなたでも興味のある講座へ、ご自由に参加いただけます。お気軽にどうぞ。
9月環境学習講座 ※参加費無料
三陸ジオパーク釜石編・橋野鉄鉱山
~世界遺産登録までの軌跡とこれから~
開催日:9月26日(土)13:30~15:00
場 所:環境学習交流センター(アイーナ5階)
対 象:一般(定員30名、要申込み)
講 師:森 一欽 氏(釜石市教育委員会)
<内容>
三陸ジオパーク 釜石:橋野鉄鉱山
釜石は鉄鉱石が採れるだけでなく鉄生産に必要な原料から高炉の素材まで、
鉄づくりに理想的な環境がありました。釜石の鉄は大地(ジオ)の恵みがまさに
結晶したものです。そんな橋野鉄鉱山の歴史や世界遺産登録までの軌跡をお話します。
<講師プロフィール>
森 一欽(もり かずよし)
國學院大學、法政大学大学院にて考古学を専攻し、平成13年4月釜石市役所入庁。
教育委員会に文化財調査員として配属され、現在に至る。
遺跡の発掘調査や、郷土資料館などの整備、橋野高炉後の整備などに携わる。
【お申込み・お問合せ】
環境学習交流センター
TEL:019-606-1752 FAX:019-606-1753
E-mail:eco☆aiina.jp(☆を@に変えてください)
2015年8月アーカイブ
センターでは、夏休み中の子どもたちや親子連れで賑わうことが多くなりました。
外が暑いので、涼みにいらっしゃる方も。
そういう時は、センターの中でゆっくり読書などいかがでしょうか?
…と、おすすめしつつ、今月は、
野外活動や外で遊ぶ機会が多くなるであろうこの時期に役に立ちそうな本を選んでみました。
身近な自然の中には、楽しいことも、気を付けなければならないことも、いろいろあるんですね!
センターにお越しの際は、手に取ってご覧ください。
(岩手日報社出版部 編集/岩手日報社/2004)
・インタープリテーション入門―自然解説技術ハンドブック―
(キャサリーン・レニエ、マイケル・グロス、ロン・ジマーマン 著/日本環境教育フォーラム 監訳/小学館/2004)
・自然観察安全ハンドブック 自然に学び、遊ぶために
(森広 信子 著/財団法人科学教育研究会/2005)
・たのしい自然体験⑧ 8月の自然あそび
(竹井 史郎 著/中山 周平 監修/小峰書店/2002)
・田んぼの昆虫たんけん隊
(里中 遊歩 文/田代 哲也 絵/星の環会/2012)
図書の貸出は、お一人様5冊まで、2週間借りられます。
(その際は、アイーナ3階の総合案内でアイーナ会員カードを作成してください)
皆さまのご利用をお待ちしております。
★図書のリクエストも受付け中★
環境学習交流センターに置いてほしい本のリクエストを受付けています。
環境に関する本で、おススメの本がありましたら、当センターまでメールでご連絡ください。
E-mail:eco☆aiina.jp(☆を@に変えてください)
受付は8月15日(土)までです。
ただし、必ずしも購入をお約束できるものではございませんので、予めご了承ください。
開催日時:8月1日
場所:環境学習交流センター
講師:佐井 守氏
夏休み特別企画として和賀川流域に棲む生きものの標本をセンター内に展示するとともに、西和賀に棲むカブトムシ・クワガタの講座も開催されました。昆虫好きの親子が参加し、佐井さんの話しを興味深く聞いていました。西和賀の気候は冬がとても長く夏と言える期間は7月の一ヵ月だけ、そんな気候の中生きている昆虫たちについて話されました。昆虫の種類や見かける時期なども気候によって違うようです。
クワガタの産卵痕や、幼虫は足をこすって30センチ先に届く音をだし、幼虫同士が近づかないようにしている。エサの奪い合いをしない、生き延びるための昆虫ならではの知恵を知ることが出来た。
最後に佐井さんがつかまえた元気の良いクワガタをプレゼントされ、夏休みの楽しいひと時を過ごすことができたようです。
昆虫の標本展示は環境学習交流センター内で8月23日まで行っています。
見に来てね!(エコハッちゃん)
第1回目:~水田地帯に棲む魚を蘇らせる~
開催日時:7月11日(土)
第二回目:~田んぼにすむ生きもののはなし~
開催日時:7月25日(土)
場所:環境学習交流センター
講師:鈴木 正貴氏
一回目は大人向け、二回目は子ども向けとして講座が開催されました。鈴木先生自ら捕獲した、タナゴ、トウヨシノボリ、カワシンジュガイ、タガイ、ヨコハマシジラガイ、ドジョウなどをセンターに展示し、田んぼにすむ生きものについて興味深い話を聞くことが出来ました。二日目の子ども向けではドジョウでの走流性実験を行い、水の流れに逆らって泳ぐことを自分の目で確かめることが出来た。
田んぼは稲を育てるところと思っていた参加者も、思いがけない生き物が育つ場所であることを学び、人間以外の生き物の環境についても考える講座となった。
8月になりましたね!暑い日が続いています。
さて、今日はアイーナ内にある青少年活動交流センター主催の「おしごと発見講座」が開催されています。
小学校4年生くらい~中学生の子どもたちとボランティアの高校生などが集まって、
アイーナ内の様々な仕事を体験するものです。なんと、夜にはアイーナに泊まるとのこと!
なかなかできない体験ですね。
おしごと体験では、環境学習交流センターにも
6名の児童・生徒と4名のボランティアさんがいらっしゃいました。
さて、何をしているところでしょう?
これは、おしごとの一つ、蔵書点検をしてもらっているところです。
図書のリストと照らし合わせて、貸出されている以外の本がちゃんとあるか、チェックをしています。
すぐ見つけられるだろうと思いきや、意外と大変な作業なのです。
最後に皆さんから感想をいただいたところ、「こんなに環境の本があることを知らなかった」や
「とても疲れました」という声が出てきました。
普段見えないところ、知らないところにも、お仕事がたくさんあるんですよね。
そして、お仕事には苦労と同時にやりがいがあるのだということ…
そういうことに気付いていただけたのなら嬉しい限りです。
このように、アイーナ内に入居する様々な施設が一緒に事業を行うこともあります。
連携することで互いの強みを活かして、さらに良い活動へとつなげられる機会ではないかと思っています。
汗をかきながら、お仕事をしてくれたみなさん、ありがとうございました!