2011年4月アーカイブ

 当センターでも、震災後、文房具や生活必需品を中心とした災害支援物資を窓口で受け付けておりました。現在は支援物資の回収は終了いたしました。

たくさんの方々のご協力で、多くの物資がセンターに寄せられました。ありがとうございました。
物資は大槌や高田の方に届ける活動を続けております。現在は、被災地の要望にあわせて、依頼のあったものを現地に送り届けるようにしております。
 
さて、盛岡市内でも、様々な支援物資を集めて、被災地へ送り届ける活動をしている団体がいらっしゃいます。先日、その様子を実際取材してきましたので、ブログを通じてご報告いたします。
 
●「SAVE IWATE」 
鉈屋町にある「SAVE IWATE」さんにお伺いして、番屋リーダーの漆戸さんにお話を伺ってきました。
11セーブ岩手全体.JPG 13セーブ岩手3洋服分類.JPG 14セーブ岩手4漆戸さんと2階.JPG 12セーブ岩手入り口.JPG
SAVE IWATE」さんは、古い番屋を拠点にして活動している団体で、衣類から日用品まで物資を、全国から集めて被災地に送り届ける活動をしています。
事務所の建物の中の1階と2階には、山積みの段ボール箱が、足の踏み場のないほど積み重ねられていますが、学生をはじめ多くの登録ボランティアの協力で、仕分け作業を続けていて、毎週、沿岸各地の被災地に配送しているそうです。
 
●NPO法人 参画プランニングいわて「災害被災地支援物資デリバリーデリバリーケア」
女性センターさんでは、別館の空き部屋を利用して、「災害被災地支援物資デリバリーデリバリーケア」とう活動をおこなっていました。
21女性センター1全景.JPG 22女性センター1ユニクロ下着.JPG 23女性センタ-2クラランス.JPG 24女性センター3エイボン.JPG
この活動は4月22日付けで終了しましたが、「SAVE IWATE」さんと同じように支援物資を集め、被災地の避難所などに届ける活動をしていました。
各社メーカーの化粧品をはじめユニクロなどの衣料メーカーからの新品の寄付物資がたくさん集まり、自宅避難をしている人への物資の配送など、要望に合わせた、キメ細やかな活動をされていたのが、非常に印象でした。女性の視点から見た、繊細な支援をされているんだなぁと思いました。
 
 
●「3.11 絵本プロジェクトいわて」
「3.11 絵本プロジェクトいわて」は、という絵本を全国から集めて、被災地におくる活動をしています。
 
 こちらは今後1年がかりの長期スパンで活動していく予定だそうで、盛岡市の中央公民館の中で、絵本や児童向けの図書が、所狭しと並べられており、ボランティアの方々が、年代別に分別作業をしていました。
 代表の末森さんもボランティアの方々と一緒に作業なさっていました。インターネットで本を購入して、ここに送ってくださる方もいらっしゃるそうです。
34絵本プロジェクト1全景.JPG 35絵本プロジェクト2田端さん.JPG 36絵本プロジェクト3本の分別.JPG
 いずれの団体も、数え切れないほどの支援物資に囲まれて作業していました。
県内外からのあたたかい気持ちが、本当にたくさん届いていて、なおかつ、ボランティアの方々によって、一つ一つ丁寧に仕分けされ、現地に届けられているんだな〜と、しみじみ感じました。
 人のあたたかさを、あらためて感じた取材になりました。
 

 hoshicandle_1.jpg

出動日:4月23日(土)・24日(日)

会 場:イオン盛岡南ショッピングセンター

内 容:キューブびんキャンドル作り、発電体験など

 

うちわプロジェクト(仮)〜試作編その2〜

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今夏懸念される電力の供給不足への対応として
生まれたうちわプロジェクト(仮)。

前回は、紙一枚でできる○型うちわの
持ち手となる丸穴の作り方に試行錯誤しているところで終わってしまいました。

その後、スタッフTより全て紙でできる
企業うちわのサンプル(写真参照)提供もあり、
○型は一旦お休みし、今回はこちらの形で試作してみることにしました。

uchi1.JPG

<材料>
・厚紙
・ダンボール
・ハサミ
・カッター
・定規
・下敷き
・のり
・ペン
・エンピツ、消しゴム
・オリジナル型紙3種(写真参照)

uchi2.JPG

<作り方>
①厚紙の裏面にうちわ型をあててエンピツでなぞり、
 線に沿ってハサミで切り取る。
 (線が残った場合は消しゴムで消す)

②ダンボールに持ち手型をあててエンピツでなぞり、カッターで切り取る。
 直線は定規をあてて正確に、曲線は線に沿って慎重に。
 ※少し難しいので、スタッフによる事前準備も可。

③ダンボールに補強用型をあててエンピツでなぞり、カッターで切り取る。
 これを2つ作る。

④2の持ち手を二つ折りにし(裏面が中側)、中側にのりを塗り、
 3の補強を折り目から対称になるように1枚ずつ貼る。
 (この時、なるべく真ん中にくるように貼ること)

⑤補強部分にしっかりのりを塗り、
 1のうちわを挟み込むように貼りつける。
 (この時、持ち手の頭のカーブとうちわのカーブが重なるように)

uchi3.JPG

⑥うちわに好きなイラストを描けば完成!

uchi4.JPG

…と、おおまかな作り方までたどり着きました。
後は、見直しと改良を重ね、プログラムとしての構成を考えれば完成です。

もうひとふんばりです。

5月の土日講座の予定です。たくさんの参加をお待ちしております!

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環境学習交流センターでは、「学びからやさしい未来を」と題して、毎月テーマを決めて、
各界から講師の方を招き、土日環境講座を開催しています。

5月のテーマは「がんばろう、日本! さくらエイド!」です。
どなたでも興味のある講座へ、ご自由に参加いただけます。お気軽にどうぞ。


【会場】 
環境学習交流センター
 (盛岡市盛岡駅前西通1-7-1 アイーナ5階)


 5月8日(日) 13:30〜15:00  
<終了しました>
  「被災地(東日本大震災)から得る理想のライフスタイルって?」
  講師:佐藤澄子さん [子どものこと。研究所 座・いどばた]

 5月29日(日) 13:30〜15:00
  「風さんの森の楽しみ方講座、春編」
  講師:市原裕子さん(風さん)
      [森林インストラクター、農学博士、森林・林業会議理事]

 5月29日(日)、30日(月)

  「キューブびんキャンドル作り」
  講師:センタースタッフ
  時間:10:00〜15:00 随時受付
  その他:参加無料、申込不要


【上記お問合せ】  環境学習交流センター
  TEL:019-606-1752  FAX:019-606-1753  E-mail:eco☆aiina.jp(☆を@に変えてください)

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 環境にやさしい何か手作りのものを作りたいという方、コチラの講座はいかがでしょうか?
 (それぞれの講座名をクリックすると、詳細をご覧いただけます)

★ 毎週曜日16:00〜開催! 「つぶはりさんのアクリルたわし講座」
   (5月より時間変更)

★ 毎週曜日10:30〜開催! 「いつかいちさんの麻ひもバッグ講座」
   (5/26の回はお休みします
 
 どちらも参加申込は不要です。自由退出が可能ですので、お気軽にご参加ください。

うちわプロジェクト(仮)〜試作編〜

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東日本大震災が発生してから、
これから私たちは一体何ができるだろう、何をすべきだろう、
という話し合いを重ねてきました。

そんな話し合いを経て生まれたのが「うちわプロジェクト(仮)」です。

電力の供給不足により、
被災地以外の都市部では節電が呼びかけられています。
また、被災地では今なおライフライン復旧の目途が立っていないところも少なくありません。
今年の夏をどう乗り切るか、今から対策を考えておく必要があります。

冷房が無くても少しでも涼しく過ごせるように…との願いをこめて、
現在「紙でできる手作りうちわ体験プログラム」を試行錯誤しながら作成中です。

既成のものを配布するのではなくって、
このうちわは、みんなで愉しみながら作ることが大切です。

まずは、どんな形のうちわにするか。
しっかりとした竹製のうちわだとお金がかかってしまうので、
紙一枚でできる、○の形や扇形にすることにしました。
最終的には、これに思いっきり好きな絵を描いてもらって完成の予定です。

次は紙選び。
うちわに使用する紙は、丈夫な厚紙でないとすぐボロボロになってしまいます。

地球温暖化防止活動推進員の高橋良和さんにご相談すると、
何と立派な厚紙250枚などを提供して下さいました。
(ありがとうございます!)
これならいっぱい扇いでも大丈夫です。

次はいよいよ作り方。今の段階です。
これが予想以上に苦戦しています。
(提供して頂いた厚紙で試作するともったいないので、
まずは別の紙で作り方を模索中)

まず○はコンパスで描いた円になぞってハサミで切っていきます。
少し曲線がぼこぼこしますが、気になるほどではありません。
コンパスを使うと中央に小さな穴が開いてしまうので、
これは改善の余地があります。

CIMG1536.JPG

そして問題は、持ち手部分となる直径2〜3cmの丸穴の切り抜き方です。
カッターで切り抜くとギザギザになってしまうのです。

CIMG1535.JPGCIMG1538.JPG

そこで、市販の丸い穴開けパンチを使用してみたところ、
厚紙には向かないことが判明…

現在、情報収集しながら、きれいな丸穴の作り方を研究中です。
このブログをご覧の方で何か良いアイディアをご存知の方がいらっしゃいましたら、
センターまでご一報頂ければ幸いです。
(もしくは丸穴以外の持ち手のアイディアなど)
 
 
体験プログラムが完成したら、
センターに訪れる来館者の皆さんに節電の呼びかけと共に体験して頂いたり、
エコカーゴに乗って沿岸の子ども達と一緒に作れたらと考えています。

うちわプロジェクト(仮)、始動です!
 

※重要 4月14日(木)からの開館時間のお知らせ

平成23年3月11日に発生しました「東日本大震災」に伴い
停電時のお客様の安全を最低限確保し、
4月1日より日中帯のみの運営を行なってまいりましたが、
アイーナの非常時の燃料の給油及び点検が終了し、
一般のお客様の停電時の避難の安全が確保できたことから、
4月14日より下記により運営いたします。

*4月14日(木)〜
 環境学習交流センター開館時間 : 
9:00〜19:00 

※状況によって変更になる場合がありますのでご了承ください。

なお、アイーナ全体の開館時間は9:00〜21:30となります。
その他、アイーナ内各施設の開館時間、貸出施設については下記のHPよりご確認ください。
http://www.aiina.jp/spf/whatsnew/

 

"てとて"最新号が発行されました

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情報誌“てとて”の最新号【NO.17(3月号)】が発行されました。

今号は、去年の12月から始まった「ゆりかご広場」や、訪問学習の様子などが特集されています。

センターのHPからもご覧いただけますので、こちらからどうぞ

4月になりました。

新年度の第1弾…
「土日環境学習講座」の開催についてお知らせです。3年目を迎え、Part3となりました。
引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

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環境学習交流センターでは、「学びからやさしい未来を」と題して、毎月テーマを決めて、
各界から講師の方を招き、土日環境講座を開催しています。

4月のテーマは「花鳥風月」です。
どなたでも興味のある講座へ、ご自由に参加いただけます。お気軽にどうぞ

【会場】 環境学習交流センター
 (盛岡市盛岡駅前西通1-7-1 アイーナ5階)


● 4月16日(土)・17日(日) 10:00〜16:00
  
 
 『もりおか星まつり』星空体験してみませんか?
  
  環境学習交流センター内に特設のテントを設置し星空体験。
  2日間のイベント期間中は、いつでも、何回でも、お立ち寄りいただけます。

  さらに、16日(土)には、講師による星空トークが開催されます!

   * 4月16日(土) 『もりおか星空トーク』
     講 師:吉田 偉峰(もりおか星まつり実行委員会)
     時 間:①11:00〜
          ②13:00〜
          ③15:00〜
     参加費:無料

  たくさんの参加をお待ちしております。お問合せは下記まで。

【上記お問合せ】  環境学習交流センター
  TEL:019-606-1752  FAX:019-606-1753  E-mail:eco☆aiina.jp(☆を@に変えてください)

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 環境にやさしい何か手作りのものを作りたいという方、コチラの講座はいかがでしょうか?
 (それぞれの講座名をクリックすると、詳細をご覧いただけます)

★ 毎週曜日15:00〜開催! 「つぶはりさんのアクリルたわし講座」
   (4月4日より再スタート)

★ 毎週曜日10:30〜開催! 「いつかいちさんの麻ひもバッグ講座」
   (4月14日より再スタート)
 
 どちらも参加申込は不要です。自由退出が可能ですので、お気軽にご参加ください。

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